SNOWMAN of THE YEAR
MEETS DAIKOKU
** and ThEy liVed HapPiliy eVEr AfteR **
雪の日といえば
祖母ちよさんのことを思い出します。
ちよさんは身内がいうのもなんですけれど、かなりのべっぴんさんでした。
物心ついたときにはすでに栗色に髪の毛を染めていたのも手伝って
ハイカラなちよさんは西欧人のようでしたっけ。
髪の毛が全部白くなった暁には髪の毛をブルーにしたちよさん。
あるとき、母が旅行か何かで家をあけ、
そんなちよさんが代わりに一週間ほど泊まりに来てくれていたときがたまたま大雪。
ちよさんが私を学校に迎えに来てくれたことがありました。
校舎からでてくると外にはお迎えのお母さんお父さんがたくさん。
そのなかで、
ブルーの髪に、パープルの、モスクワ人のような帽子をかぶって
モスクワ人のような
両手を入れる筒状のファーに手をいれて立っていたちよさん。
だれ?とみんなが無言の視線を向ける中、
「おばあちゃん、ここここ」
となにげなく手を振りながら駆け寄ったときの快感だったこと(笑)
あ、ちよさんに会いたくなってきた。 えつ